2011年11月23日水曜日

番犬

ある日、お世話になっている車の塗装屋の社長から言われた訳ですよ。

「犬の目を光らせたい!」

まったく意味不明だったのですが、つまりは犬の置物の目を光らせたいとの事。

人が近づくと、 「ピカチュウ!」てな具合に。

そして、コレがその犬ダァ~!


ド~ン

なんか、犬ではないような気が・・・。

ヒョウじゃね?

まぁ、とりあえず、製作にはいりますた。



人感知センサには焦電センサを使用。

センサの集光用に秋月のフレネルレンズを使用。

制御用にマイコンのPIC16F785を使用。

焦電センサの出力増幅にはPIC内蔵のオペアンプを使用。

昼夜判別センサにフォトトランジスタを使用。

LEDは1Wの電球色を2つ使用。

LEDドライブにFETを使用。

電源はACアダプタを使用。

んな感じで、回路はこんな風になりますたYO。



制御用の基盤に焦電センサ(フレネルレンズ付き)にLED

細かい内容は割愛

回路は「センサ活用の素②」を元に細かい部分を修正。

まぁ、この修正に3ヶ月を費やしましたが・・・(笑)。



LED

右が球のみ、左が加工後。

アルミ板の端材に接着し、コンデンサレンズを取り付け、

東急ハンズにあったガシャポンケースのようなもので蓋をしますた。

なんとなく眼球っぽいです。

次に犬(?)の改造です。



先ず背中を切開

内蔵は、ないぞう(爆)。


眼球くりぬき

ルーター等で加工していきます。

新しい目玉が付くまでしばし我慢よ~(笑)



背中から見たの図



パテもり

加工部の修正と、眼球の座りをよくする為にパテ盛りします。

そして、パテをきれいにして、先に作ったLED眼球をはめ込みます。

眼球は交換可能なようにリャンメンテープて固定。

センサは首輪のアクセサリに見えるように、首元に取り付けました。

首輪はまだ用意されていませんので、

今のところ白い布で代用しています。

フォトトランジスタは、耳に穴を開け、光ファイバーで

胴体内部のフォトトランジスタに光を導くようにしますた。

すると、こんな感じになる訳ですYO。



結構笑えます

センサの感度は実測で5.5m。

まぁまぁの反応距離です。

しかし、光が強すぎて、

「通行人のジジイが驚いて転んでドダマ打ったらどないする!」

と、クレームがついてしまいました。

ごもっともと言う事で、調光出来るように改良しました。

最小限の回路変更とマイコンのプログラムで対処。

PWM制御で256段階に調節出来るようにしますた。



これならジィさんも転ばないでしょう(笑)。

これから夜闇を照らして、防犯に勤めてくれることをセツに願いますYO。

つーか、犬じゃないよなぁ・・・。