2010年3月27日土曜日

ボルトのトルクについて

さて、お題目の通りボルトのトルクについて考えてみちゃいます。

しかし、あまりあてにしないように。

何故ならば、ワタクシの申す事は、、、、

ヒントになれば災いです。(爆)

という理屈な訳です。

今日は大分長いので、めんどい方は一番最後のまとめだけ読んでクサい。



さてはて、チマタでよくトルクレンチだのトルク管理だの聞きます。

しかし、その意味が分かっている人が少ない事にビビくりマス。

「ちゃんとトルクレンチで締めたから」

と、言いつつ、ガタガタな状態で自転車に乗っている方がいらっしゃいます。

ワタクシも完全に分かっている訳ではないのですが、

回りを見渡すと自殺志願者がチラホラと。。。

てな訳で、ボルトとはどのような役目をはたしているか考えてみました。

簡単に言うと、

物を結束させる。

です。

Aという部品とBという部品をボルトを使って固定する。

コレが主な使い方ですよね。他にもイロイロエロエロありますが。

では、どんな力で結束力を発揮しているか、

それは、

ボルトが縮もうとする力

です。

張力とかいいますね。

ボルトを回すと螺旋に沿って締まっていき、

ボルトの頭が対象物にド付くとボルトは伸びていきます。

伸びると当然元に戻ろうとします。

この元に戻ろうとする力でボルトは用をなしている訳ですね。



では、トルクとは何でしょうかね。

トルクとは、

回転させる力

です。

ボルトをネジネジ回す力ですね。

ここで少し考えると変なことがあります。

軸力を縦方向の力とすると、

回転力は軸力に対し90度方向(ベクトル)が違います。

おかしいじゃねーか、とか思ったりするのはワタクシだけでしょうかね?

この力の向きを変えてあげるのが、

ネジネジの螺旋な訳ですね。当たり前ですが。

ボルトを回せば締まったり緩んだりします(上下する)。



トルクを軸力に換算するのは計算だけではでは非常に困難です。

従って、一般に言われているトルクは経験を基にした計算式ではじき出されています。

何故ならば、ネジの材質や、加工具合で締め付けの抵抗は変わってしまいます。

そう、変わってしまうのですYO。

もし、ネジの加工が粗く、寸法も下限で出来ていたら、締め付けの抵抗は大きいですね。

逆に加工も寸法も完璧だったら、すんなり締め付けられますよね。

この2つを同じトルクで締めたらどうなるか?

前者は結束力が弱く、後者はしっかりと結束されます。

このばらつきを考慮して締め付けトルクは設計されているのですYO。



締めたボルトが緩まない理由ですが、

ボルト頭の座面と対象物が接触した抵抗にて回り止めがなされているからです。

つまり、座面抵抗が大きければ締め付けトルクにも影響が出るという理屈な訳です。

また、緩まない為には、座面にグリス等は付かないように気を付ける必要がありますね。



さて、ここからが重要。

自転車をオーバーホールする際、よく錆び付いていたり固着している事があります。

そのボルト類を使って再組み立てをするとします。

規定トルクで各ボルトを締めると思いますが、

痛んだボルト等では規定のトルクで締めても、

本来の性能を出せないのですYO。

だから、トルクレンチで締めたからって慢心してはいけないのです。

実際、ワタクシもボルト固定のシートクランプを使用していた際、

鬼のように締めてもシートが回ってしまう不具合がありました。

ボルトとシートクランプのねじ山がイカレポンチになっていて、

キツク締めても締まらなかったのですね。



長くなったので、ここでまとめ。

・痛んだネジは使わない。
・痛んだネジは交換や修正をする。
・ネジ部にはグリスを塗って締め付ける。
・ボルト頭の座面ににはグリスを塗ってはいけない。
・トルクレンチをあてにしすぎない。

こんなところですかね。



いいですか。

この内容は、

ヒントになれば災いです(爆)。

ですよ。


デジカメを買いました

ハイスピードムービーにヤラれ、CASIO FC150を買ってしまいましたYO。

とりあえず、お約束の牛乳を注いでみました。



420fpsにて撮影しました。

通常のビデオが約30fpsなので14倍コマ数が多いことになりますね(多分)。

しかし、ミルククラウンはうまく出来ませんでした、残念。

まぁ、コレであんな事やこんな事を撮影してみちゃおうかなっと、妄想してます(笑)。

2010年3月9日火曜日

長野です

長野です。

パノラマは通過です。

行ってもスキーしか出来ませんが(笑)

運の良い事に雪も降ってます。


寒いですYO(泣)